公民館報いな-いっぷく

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昨年伊那公民館では、小学生の「夏休みおいで塾」で、初めて市の新規採用職員14名に指導者としての研修をしていただきました。午前中は子どもたちの宿題を、午後は体験活動の支援をしていただくものです。新規採用職員にとっては初めての経験であり、子どもたちとの関りに、随分緊張し躊躇していました。しかし、子どもたちの屈託のない関りによって心がほぐされ、一日が充実した研修の場となりました。新規採用職員が残してくれた感想の一部を紹介します。
「食べるのが遅い子を急がすことなく待っていたり、話すのが苦手な子を見守っていたりという場面。知らない子ども同士の集まりだが、相手のことをよく見て思いやって行動している、ごく自然に表れた瞬間。自分の人との対応における学びでした。」
研修に参加した全ての人が、子どもたちからの学びを自分自身のあり方や現在の仕事に結び付けて語っていたことに嬉しさを感じました。きっと、素晴らしい伊那市の職員に成長してくれることでしょう。

伊那公民館長　細江孝明