活動内容を紹介します
■ジオパークで南アルプスを盛り上げる
南アルプス山と人のコミュニケーター 隈本由夏(くまもとゆうか)さん
令和4年4月に地域おこし協力隊に着任。南アルプスジオパークの活性化と推進をミッションに、高校生へのジオ教育や公民館でのイベントのほか、南アルプス長谷ビジターセンターの改善を行う。
協力隊に着任して1年と少しが過ぎました。着任前は高知県で管理栄養士の資格を取得するために力戦奮闘する学生でした。みんなが就職活動を始めた時に「私は住みたい地域に住んで、面白いことができたらいいなぁ」と思ったのが協力隊になろうと思ったきっかけです。
伊那市の募集を見つけた時にただただ「山に登りたい!」という気持ちで応募しました。動機は単純でしたが、それ以上に今まで興味を持ってこなかったジオパークに出会い、地形地質について学ぶうちに山登りがアクティビティとしてだけではなく、学びや人間の営みの起源を知ることができる場所なのだと教えてもらいました。
「マニアックなんだけど、謎が多く学べば学ぶほど人に話したくなる」のがジオパーク。この面白さはどうすれば伝わるだろうかと考えた末、今年はジオパークを舞台にした物語を映像作品として作れたらいいなと思っています。自分が役者として活動していることも生かして、この特徴的な土地に生きる人々の暮らしを映像にしていきたいと思っています。ジオパークを通して伊那市の魅力がもっとたくさんの人に伝わるように活動していきたいと思います。
問合せ:地域創造課 移住定住促進係
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