■新宿ゆかりの作家・画家とその記念館をご紹介します
新宿区には、多くの著名な人物が暮らし、作品を残しました。今回は記念館がある区ゆかりの人物について紹介します。記念館にもぜひ一度お立ち寄りください。
※各施設について詳しくは、新宿区のホームページをご覧いただくかお問い合わせください。
▽中村彝(なかむらつね)
文豪夏目漱石は、明治40年から亡くなるまでの9年間を早稲田南町に暮らしました。戦災で焼失したこの建物は「漱石山房」と呼ばれ、『三四郎』『こゝろ』など代表作を数多く執筆しました。
[新宿区立漱石山房記念館(新宿区早稲田南町7)]
▽夏目漱石(なつめそうせき)
小説家林芙美子は、昭和5年に発表した自叙伝的小説『放浪記』がベストセラーとなり、文壇での地位を確立しました。昭和16年から亡くなるまでを過ごした家屋が、記念館となっています。
[新宿区立林芙美子記念館(新宿区中井2-20-1)]
▽林芙美子(はやしふみこ)
佐伯祐三は、近代日本を代表する洋画家の一人です。中落合にアトリエ付き住宅を構えました。4年余りにすぎませんが、日本の唯一の創作活動拠点であり、この場所で連作『下落合風景』を多数描きました。
[佐伯祐三アトリエ記念館(新宿区中落合2-4-21)]
▽佐伯祐三(さえきゆうぞう)
中村彝は、大正期に活躍した洋画家です。下落合にアトリエを新築し、37歳の若さで亡くなるまで画業を続け、『エロシェンコ氏の像』(重要文化財)などの代表作を生み出しました。
[新宿区立中村彝アトリエ記念館(新宿区下落合3-5-7)]
問合せ:
伊那市ー新宿区との交流に関すること…伊那市 文化交流課
新宿区の歴史・文化などに関すること…新宿区 文化観光課【電話】03-5273-4069
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