学びの庭-Vol.45 東部中学校

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■今も受け継がれる「さくらプロジェクト」への思い
2011年、本校生徒会が仙台市高砂(たかさご)中学校へ東日本大震災の「復興支援」として募金を送ったことがきっかけでスタートした「さくらプロジェクト」。震災の記憶を風化させないこと、両校の絆を大切に共に未来へ向かっていくことを胸に、今も生徒会活動に位置付いています。
東部中から贈られたタカトオコヒガンザクラが高砂中学校に植えられた日、11月15日には、毎年「さくらプロジェクト記念日」として高砂中学校と交流活動が行われています。ここ数年間は、新型コロナウイルス感染症の影響で直接訪問しての交流は実施されていませんが、生徒会役員がオンラインによる意見交換会を続けてきています。本年もオンラインを使って、それぞれの全校生徒が集い、お互いの学校紹介をしたり、震災からの学びについて「災害への備え」として未来へつないでいくことを確認しました。また、高砂中学校からのリクエストに応える形で東部中学校の全校合唱曲「ステージ」を届けることもできました。両校に育つ4本の桜「輝(ひかり)」「虹(かけはし)」「未来(みち)」「希望(あかり)」をシンボルとして、これからも両校に交流の歴史が受け継がれていくことを願います。

問合せ：学校教育課