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文化施設だより-お知らせ 信州高遠美術館

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長野県伊那市

■展覧会情報
▽「シンビズム5 信州ミュージアム・ネットワークが選んだ作家たち」
会期:1月14日(日)まで
会場:第一・第二展示室
入場料:一般500円(400円)
※( )内は割引料金高校生以下および18歳未満の方は無料
出品作家:
・津金多朗(つがねたろう)(陶立体造形、絵画)
・丸山晋一(まるやましんいち)(写真)
・持田敦子(もちだあつこ)(インスタレーション)

■展覧会予告
▽「地域のお宝展」
会期:1月20日(土)~2月25日(日)
会場:第一・第二展示室
入場料:会期中無料
内容:伊那市には、中村不折(なかむらふせつ)、池上秀畝(いけがみしゅうほ)、小坂芝田(こさかしでん)などの郷土作家をはじめ、中央や地元で活躍する地域にゆかりのある作家の作品が、市の施設や学校で大切に保管されています。今回、それらの中から物故作家の作品を中心に選定し展示します。

■市民ギャラリー展
▽「高遠高等学校美術・書道専攻 令和5年度卒業制作展」
会期:1月13日(土)~2月4日(日)
会場:市民ギャラリー
内容:芸術コース美術・書道専攻の卒業制作展を開催します。
※市民ギャラリー展のみ無料でご覧いただけます。

■今月の一押し!
▽「岩殿山(いわとのやま)」
制作年:1931年
技法・素材:油彩/画布
中村不折(なかむらふせつ)(1866-1943年)
伊那市所蔵・第27回太平洋画会展出品作

本作が制作された頃、作者である中村不折は、1929年開校の太平洋美術学校の初代校長を勤め、帝展の審査員にも任命されるなど、公私ともに多忙を極めていました。また、念願であった私設博物館「書道博物館」の建設準備が大詰めをむかえていた頃でもあります。世情は満州事変が起きるなど、戦時色が濃くなり、慌ただしい時期でもありました。
本作の題材である岩殿山周辺は山梨県大月市にあります。不折が郷里の高遠と東京を往復する際に何度も見ていた馴染みの風景です。画面中央につるっとした大岩壁が覆う岩殿山(634メートル)が聳え、紅葉の木々と民家の佇まい、集落の近くを流れる川と秋の雲の動きが重厚な筆致で描かれ、安定感のある画面構成を作り上げています。
本作は、1月20日(土)~2月25日(日)の会期で開催する「地域のお宝展」にて展示します。

■1月休館日
年末年始:令和5年12月28日(木)~1月3日(水)、9日(火)、10日(水)、15日(月)~19日(金)、23日(火)、30日(火)

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問合せ:信州高遠美術館 〒396-0213 伊那市高遠町東高遠400
【電話】0265-94-3666【FAX】0265-94-3936【E-mail】t-bjk@inacity.jp
開館時間:午前9時~午後5時(最終受付は午後4時30分まで)
入館料:大人500円(400円)
※( )内は団体および割引料金
※高校生以下および18歳未満の方、障害者手帳などをお持ちの方とその付添い者1人は無料です。

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