ふくしいな-夏の福祉体験夏チャレ

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今年も夏の子ども福祉体験「夏チャレ」を3日間行い、親子合わせて延べ67名の方が参加して下さいました。
今年のチャレンジは、1日目は「施設見学・交流」で、西箕輪の障害者施設「大萱の里」さんのご協力のもと、『「ヒト」「モノ」をつなぐ体験』と題し、施設にある様々な機器を実際に動かしたり、ipadを使って即興で演奏会を行いました。施設の利用者さんと楽しんだパソコンを使ってのオセロ大会では、身体の機能が思うように使えなくても、自分の得意な事で様々な工夫をし、口やあごを使って子ども達と真剣勝負が繰り広げられました。
2日目は、伊那市で生まれた「ユカイナ」という木の笛作りをしました。電気ペンを使って自分の好きな絵を書いたり、色を付けたり、個性が光る素敵な笛ができました。そのユカイナで誰かを笑顔にしよう!と、音を出す練習をし、ミニコンサートも開き、独特の優しい木の音色で自分達も優しい気持ちになれるそんな時間を過ごしました。
3日目は今年度初めての試みで、「親子で夏チャレ」を行い、11組の親子が体験しました。非常時に役立つ料理体験では、パッククッキング(ポリ袋を使用した調理法)での調理実習をしたり、防災グッズとして段ボールトイレを作りました。夏チャレを通じて「誰かのために自分のできる事」を考えるきっかけに・・そして、「自分の喜びにもつながる」そんなボランティアの気持ちが子どものころから育まれることを願っています。