■地域にとけこむ地域になじむ
新山地域応援サポーター 吉田百花(よしだももか)さん
令和5年4月に地域おこし協力隊に着任。新山地域応援サポーターとして、田舎暮らしモデル地域の支援や移住・定住のサポートを行っています。
地域おこし協力隊として2年目を迎えました。私の活動は、富県にある新山地域のサポートをすることです。新山地域は伊那市の田舎暮らしモデル地域であり、さらに長野県の移住モデル地区にも指定されています。”全戸PTA‶を掲げ、移住者受け入れや地域交流などに取り組んでいます。
活動では新山定住促進協議会をはじめとする各団体の支援や、小学校などの地域行事運営の支援を行っています。
以前住んでいた場所が田舎の海辺だったこともあり、山深い里山地域の全てが色鮮やかに見えました。都会に出てから「田舎の人と人との距離感」「人のあったかさ」が恋しくなっていたところ、ふるさとワーキングホリデーの制度を通して伊那市と出会いました。
当初の私にはこれといった目標がなく、地域に馴染み、地域の皆さんと一緒に活動することが性に合っていたので、1年目は何にでも参加して自分にできることを模索しました。ある時、イベント用の簡易地図を描いたことをきっかけに、私の絵を地域の素材の一部として使っていただける機会が増えました。今後も、私一人で楽しんでいた絵を、地域をつなぐ媒体として使えたらと思います。
残りの任期では、地域に馴染む「残るもの」を作りたいと考えています。今のところ、起業の予定などはありませんが、卒隊後は豊かな自然溢れる伊那市で静かに暮らせたらと考えています。
問合せ:地域創造課 移住定住促進係
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