暑さも和らぐ季節になりました。お子さんは外で元気に遊んでいますか?子どものこころと体の健やかな成長のために、外遊びは大切な役割を担っています。
■外で遊ぶとどんな力が身につくの?
▽(1)見る力・我慢する力
遊びの中で、近くや遠くのもの、動くものを見る経験を積むことで、見る力(動体視力)が育ちます。また、見る、触る、聞く、嗅ぐ、なめる、という五感を使っていろいろな経験を積むことで、感情をコントロールする脳(前頭葉)が成長し、我慢する力や集中力の向上に繋がります。
▽(2)汗をかく力
私たちの体は、暑い時に汗をかくことで熱を逃がし、体温が上がりすぎないうにしています。小さな子どもは汗をかく機能が未熟です。汗をかけないと、体温調節ができず熱中症になることもあります。屋外で気温の変化に触れたり、たくさん体を動かして汗をかいたりすることで汗腺が発達し、体温調節が上手になります。
▽(3)食べる力
乳幼児健診の中で「食べるのに時間がかかる」という相談を受けることがあります。原因の一つは、十分にお腹が空いていないからかもしれません。活発に外で遊ぶと、お腹が空いて食欲が増します。またしっかり遊んで疲れると、ぐっすりお昼寝をすることもできます。
■元気に遊ぶためにはどうしたら良いですか?
体を動かすゴールデンタイムは午前中です。早寝・早起きをして、しっかり朝ごはんを食べて、午前中から元気に遊びましょう。
お子さんの生活リズムについては、乳幼児健診などで相談できます。お気軽にお声がけください。
問合せ:健康推進課 保健係
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