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公民館報いな-いっぷく

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長野県伊那市

昨年の公民館報7月号は、各公民館が取り組んでいる「親子で参加子育て講座」の特集でした。西箕輪公民館でも「わんぱく親子塾」という講座名で、未就園児のお子さんたちが、その子らしさを存分に発揮しながら活動してほしいと願って取り組みを進めてきています。
この講座の中で、公民館長から保護者の皆様に、子育ての参考になればと「その子らしさ」を中心に、お話をさせていただいています。
喜怒哀楽(きどあいらく)や快・不快などといった感情や感覚は、他の誰のものでもない、その子らしさそのものだと思っています。
昔からどこの家でも、お子さんが痛がっているときに、近くの大人がそばにかけ寄り、かけてきた言葉に「痛いの痛いの飛んでけ〜」があります。
「痛いの痛いの」とかける痛みへの共感は、その子に安心感を育みます。次(つ)いで「飛んでけ〜」と大人の願いを届けますが、それは実は、あなたなら大丈夫、その痛みを飛ばす力を持ってるよ!というその子への信頼の言葉でもあります。
共感と信頼。子育てに迷われたときなど、昔から使われてきたこの言葉が、助けになってくれるかもしれません。

西箕輪公民館 千賀義博(ちがよしひろ)

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