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自治体の皆さまへ

男女共同参画社会の実現を目指して アンコンシャス・バイアスについて考えてみませんか

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長野県伊那市

こんな風に決めつけられた経験はありませんか?
・女の子なのに理系に進むの?
・女性は感情的になりやすい
・男のくせに泣くな、しっかりしろ
・男性は仕事をして家計を支えるべきだ

無意識の偏ったモノの見方をアンコンシャス・バイアスといいます。過去の経験や、見聞きしたことに影響を受けて、自然に培われていくため、アンコンシャス・バイアスそのものに良し悪しはありません。しかし、そのことに気付かずにいると、そこから生まれた言動が知らず知らずのうちに相手の気持ちを傷つけたり、自分自身の可能性を狭めてしまったりするなど、さまざまな影響があるため、注意が必要です。

■決めつけたり、押しつけたりしていませんか
「普通こうだ」=価値観の決めつけ
「どうせムリ」=能力の決めつけ
「こうに決まっている」=解釈の押しつけ
「こうでないとダメだ」=理想の押しつけ

■アンコンシャス・バイアスへの対処法
気付く…自分の中にどんなアンコンシャス・バイアスがあるかを考えてみましょう

認める…1つの考え方に偏らず、多様な考え方があることを認識することが大切です

意識して行動する…さまざまな視点で、接し方や声のかけ方を考えてみましょう

■大切なのは「自分にも思い込みがあるかもしれない」と意識し、気付こうとすること。
自分らしさ、その人らしさを大事にし、可能性を広げていきましょう。

▽伊那市民のつどい
男女共同参画社会を推進するための「市民のつどい」を、9月21日(土)に開催しました。
「災害時のトイレは命にかかわる〜地域防災に男女共同参画の視点を〜」と題し、長野県男女共同参画センター”あいとぴあ“と共催で講演会を開催しました。
講師に、NPO法人日本トイレ研究所代表理事の加藤篤さんを迎え、災害時のトイレの状況や携帯トイレの使い方、誰もが使いやすいトイレの確保などについて、男女共同参画の視点を加えて学びました。

問合せ:文化交流課 人権男女多文化共生係

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