■クラフトカゴ
西春近公民館には、30余のクラブがあります。その中の「クラフトカゴ」という名前のクラブを紹介します。
「私たちの〝クラフト〞は、牛乳パックや新聞紙などの再生紙を原材料とした紙バンドで作る手芸で、〝クラフトで作るカゴ〞からクラブ名をつけました。」そう教えてくれたのは、20年程講師を務める菊池志津代さんです。
現在、クラブの構成員は5名で、第2、第4土曜日の月2回、活動しています。一人一人が自分の作りたいクラフトカゴを構想して製作にあたります。クラフトカゴの製作過程は、紙バンドの色、硬さ、幅、長さ、色合いの相性などを考え、100種類ほどの編み方を組み合わせるため、完成までには2〜3ヶ月程かかるそうです。クラブ員に聞いてみると「上手くいかず悩んでしまう時もあるが、講師にアドバイスをもらったり、仲間と助け合ったりしているからこそ、作品を作り上げることができる」「人との繋がりがあるから活動を続けられる」などの声が寄せられました。苦労して作り上げた世界にたった一つの作品だからこそ、完成した時の喜びはひとしおのようです。
興味のある方は、お気軽に西春近公民館までお問い合わせください。
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