■10月9日・10日 第19回全国市議会議長会研究フォーラム「主権者教育の取組事例」発表報告
岩手県盛岡市にて、全国市区議会議員約2400人が参加し開催された研究フォーラムで、当市議会は長年取り組んできた「高校生の議会傍聴と意見交換会」について事例発表しました。
「地方議会の課題と主権者教育」についてのパネル討論では、主権者教育は「学校でなく地域単位で取り組むべき」などの提言がされました。
課題討議「主権者教育の取組報告」において、事例報告者として、四日市市議会、山鹿市議会と伊那市議会が登壇しました。当市は令和元年から行っている市内高校との意見交換会」について発表しました。高校生から、「災害時に校舎を避難所としての活用、運営スタッフに高校生の参画は」、「通学路に外灯の増設を」、「駅周辺に高校生の居場所の増設を」などの提案・要望がされたことや、「子育て環境改善」の請願が提出されたことを報告しました。また、「中学生キャリアフェス」への議会の出展も報告しました。発表後「議会との意見交換会などは、教員の負担増にはならなかったか」や、「中学生キャリアフェス出展のきっかけは」などの質問があり、当市議会の活動をアピールする良い機会となりました。
■9月22日 伊那市・猪苗代町親善交流20周年記念事業
福島県猪苗代町と伊那市(旧高遠町)は、保科正之公のご縁で平成16年9月に正式に親善交流書を締結し、保科正之の生誕祭や高遠城下まつりなどで交流を深めてきました。今年は、猪苗代町体験交流館「学びいな」において親善交流20周年記念式典が開催されました。
正之公が少年から青年へと人生の多感な時期を過ごした高遠が人格形成に大きな役割を果たし、長期安定の徳川幕府の礎を築いたこと、猪苗代湖を見下ろす土津神社に正之公が葬られていることにより、猪苗代町の皆さんがゆかりの地として高遠を思う気持ちを強く感じ取ることができたすばらしい記念式典でした。
■4月8日・9日 知立市議会との友好都市交流
愛知県知立市から議員19名と事務局2名が、伊那市を訪問され交流を行いました。
研修では、CO2削減や小水力発電、バイオマス、50年の森林ビジョンについての説明を受け、活発な質疑応答がありました。脱炭素社会への取組みに対する関心の高さがうかがえました。視察では、高遠城址公園や信州高遠美術館、高遠歴史博物館、高遠石工、高遠ご城下通りなどをご覧になり、観桜期の伊那市や旧跡にふれ、文化を感じていただくことができました。
文責:伊那市議会広報委員会
問合せ:伊那市議会事務局
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