高遠町藤沢水上地区で行われている『かえでの会』。昨年の7月1日から始まった地域のサロンです。
発起人は髙橋さんご夫妻。地域の高齢者クラブの集まりでの会話がきっかけでした。
「脳いきいき教室に行くのが楽しみだったが、参加人数の減少に伴い教室が無くなってしまった。また再開してほしいが何とかならないか。」
話を聞いた髙橋さんは、市と社協の担当者に相談。「皆さんの様子に合わせてゆっくりのんびり続けていきたい。お楽しみ会など、自由な企画も取り入れたい。」というところから、いきいきサポーター養成講座や生活支援サポーター養成講座を受講して地域での活動の基本を学びました。参加者は水上高齢者クラブ長生会の会長伊藤勝さんが声がけし、10名の方が集まりました。
『かえでの会』の名前の由来は、担当の保健師さんの一言から。「藤沢に『トリアシカエデ』という木があるよね。『かえでの会』はどう?」と会の名前が決定しました。
現在は月2回開催しており、月の前半の会はいきいきサポーターさんが、体操やゲームを行います。後半はカラオケやお楽しみ会を企画しています。参加者の中には、教えてもらった体操を続けていたら、腕の痛みがなくなってきたという方も。無理なく楽しみながら参加していることで、効果も倍増しているようです。
髙橋さんは「まだまだ対象者はいると思います。これから参加していただけると嬉しい。新しい方が入りやすい工夫もしていきたい」と話していました。
『かえで』の花言葉は「調和」。調い、和らぎ、ほどよく和合する。皆さんにピッタリですね。
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