■展覧会情報
▽「地域のお宝展」
会期:1月20日(土)~2月25日(日)
会場:第一・第二展示室
入場料:会期中無料
内容:伊那市には、中村不折(なかむらふせつ)、池上秀畝(いけがみしゅうほ)、小坂芝田(こさかしでん)などの郷土作家をはじめ、中央や地元で活躍する地域にゆかりのある作家の作品が、市の施設や学校で大切に保管されています。今回、それらの中から物故作家の作品を中心に選定し展示します。
■市民ギャラリー展
▽「第18回アートスクール作品展」
会期:2月7日(水)~2月25日(日)
開館時間:午後9時~午後5時(最終受付は午後4時30分)
※最終日は午後3時まで
会場:市民ギャラリー
内容:今年度開催のアートスクール受講者の作品展です。受講者の皆さんの力作を、ぜひご覧ください。
■楽・楽講座《要予約》
▽「絵手紙講座~消しゴムはんこ~」
日時:3月3日(日)午前9時30分~11時30分
講師:坂本勇(さかもとゆう)さん
会場:信州高遠美術館2F研修室
受講料:1,800円
※材料費込
持ち物:彫刻刀、2B以上の鉛筆、カラースタンプ、ティッシュ、新聞紙
※彫刻刀、カラースタンプは当日販売します。(貸出も可能です)
■今月の一押し!
▽「中央アルプスと天竜川」
制作年:1993年
技法・素材:油彩/画布
川上一巳(かわかみかずみ)(1929-2018年)
伊那市所蔵
本作の作者である川上一巳は、岡山県出身の画家です。風景画家である中村琢二に師事し、毎年、師である中村と高遠に同行し、高遠や伊那近辺の風景などを描きました。その中で田山花袋の歌「たかとほは山裾のまち古きまちゆきあふ子等のうつくしき町」に出会ったことが、高遠との結びつきを強くすることになりました。「この地の子どもを描きたい」と感じるようになり、2001年には長年の夢であった「高遠の子等」を描く機会を得て、2004年に信州高遠美術館において「川上一巳人物画展」を開催しました。
本作は、遠景に雪の残る中央アルプスを望み、その手前には天竜川が流れています。りんごの白い花が、春の訪れを知らせています。動きのある筆致と軽やかな色合いが、春の気持ちのいい空気感を伝えてくれるようです。
本作は、2月25日(日)まで「地域のお宝展」にて展示中です。
■2月休館日
6日(火)、13日(火)、14日(水)、20日(火)、26日(月)~29日(木)
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問合せ:信州高遠美術館 〒396-0213 伊那市高遠町東高遠400
【電話】0265-94-3666【FAX】0265-94-3936【E-mail】t-bjk@inacity.jp
開館時間:午前9時~午後5時(最終受付は午後4時30分まで)
入館料:大人500円(400円)
※( )内は団体および割引料金
※高校生以下および18歳未満の方、障害者手帳などをお持ちの方とその付添い者1人は無料です。
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