議会だより-伊那市議会 常任委員会活動報告(2)

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■経済建設委員会
宮原英幸(委員長)、湯澤武(副委員長)、池上謙、小池隆、髙橋姿、野口輝雄、柳川広美の委員7人で活動を行ってきました。

○馬の背ヒュッテの視察
令和4年8月2日、令和4年度予算にて購入を決めた物件の実情を確認しました。
ヒュッテの定員は45名、専任の管理人が常駐し良く整備されていましたが、昭和62年竣工の木造で半割丸太のログ壁構造の建物については、今後の外壁の防腐・防風対策、トイレ改修の必要性を確認しました。
令和4年の利用者は約600人、令和5年は1800人を数えました。増加する登山者の安全性向上が期待されます。

○林業「架線集材」作業現場の視察
令和5年11月7日、南信森林管理署発注の「森林環境保全整備事業」黒河内国有林内の現場で、国県林業関係者と受託業者である平澤林産社長より説明を受けました。
架線集材では1km奥から伐採木1トンを10分間で降ろし、重機で規定のサイズに切断し、積み上げていました。こうした連続作業を2人で行う様子に驚きました。国県と連携した安定的生産性の維持、人材の育成、森林の保全と防災効果などを学ぶことができました。

○伊那市観光株式会社施設現況確認
この2年間、伊那市観光株式会社の課題について、定期的に施設見学や収支状況の聞き取りを行ってきました。
特に「高遠さくらホテル」の令和6年の観桜期に向けての改修箇所、「仙流荘」の券売所などの改築と駐車場の拡大について説明を受け、意見交換をしました。現在、入浴部門の「みはらしの湯」、「さくらの湯」は民間委託業者の公募を含め、大きな転換期を迎えています。

○市民と議会との意見交換会
毎年2会場で開催し、令和5年度では、「高校再編とこれからのまちづくり」「これからの観光」をテーマにご意見をお聴きしました。

文責：伊那市議会広報委員会