■給食用野菜栽培をきっかけに、「学び」をつなげ・広げる
12月1日、長谷中学校のランチルーム入口に「今日で長谷中産たまねぎの利用は終了です。7月から今日までに利用した、たまねぎの総量は199kg」というプリントが掲示され、給食に集まってきた生徒が見入っていました。
長谷中では「食育」の一環として、全校31人で協力し、給食用野菜を学校農園で栽培しています。野菜の播種(はしゅ)作業は「長谷の縁側(まちの縁側)」の活動として地域の方と一緒に行っています。本年度はタマネギやジャガイモ、大根などの7種類を栽培し、長谷小・中学校の給食用食材として長谷学校給食共同調理場に提供しました。
生徒会保健給食委員会では、「畑活動のメリットと今後の畑活動に向けて」を展開し、委員が掲示物を作成したり、全校アンケートをしたりしました。その中で、フードマイレージやロスの削減、物価対策などのSDGs視点の具体化だけでなく、日常の食に対しての生徒の意識変化が見られました。生徒の日常をきっかけに「学び」をつなげ・広げています。
問合せ:学校教育課
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