活動内容を紹介します
■木を見て森も見る
50年の森林丸ごとマッチングプロジェクト
橋本圭太(はしもとけいた)さん
令和4年5月に地域おこし協力隊に着任。50年の森林ビジョンを推進していくために、地域の森林に関わる皆さんと一緒になって、地域を盛り上げるサポートをしています。
初めまして。私は協力隊として、地域の森に手入れが行き届くように意向調査の実施や、地域材を活用したものづくりに取り組んでいます。
伊那市に移住して1年半が経ちました。前職は家具職人、その前はハウスメーカーで新築住宅の現場管理に従事していました。ずっと木に触れる職業だったものの、「板になった木」ばかりを見ていたので、移住してきた直後は森に生えている木が何の木なのか全くわかりませんでした。1年半が経ち、森林に関わるお仕事をさせていただく中で、葉っぱや幹を見て、少しずつ樹種がわかってくるようになり、より愛着を持って木に接することができるようになりました。新しい知識を得ることで、自身の先入観に気づくことができ、新たな側面を発見することができました。
バイリンガルの方が、一つの事実を日本語と英語の2通りで表現できるように、私たちも新しい体験を通して新たな言語(視点)を獲得し、多様な表現ができるようになるのだと思います。地域おこし協力隊の活動を通してたくさんの素敵な人に出会い、新しい気づきをたくさんいただきました。今後は私がものづくりや地域活動を通して、ワクワクする体験を多くの人に提供できるように活動していきたいと思います。
問合せ:地域創造課 移住定住促進係
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