議会だより-特別委員会1年間の活動報告

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■議会改革特別委員会
伊那市議会では、議会基本条例の制定以来、市民に分かりやすく、そして開かれた議会を目指し、議会改革に取り組んできました。今期の議会改革特別委員会では、「市民参加の機会増強」と「議会機能の強化」の2項目をテーマとして調査・研究を行い、政策サイクルの策定、市民サポーター制度の導入等、新たな手法に取り組むこととしました。
伊那市議会は、市民の多様な意見を市政に反映させるために公平かつ公正な議論を尽くすことにより、市政における唯一の議決機関としての役割を果たし、市民全体の福祉の向上及び市政の発展に寄与することを目的にしています。
今後も、より一層市民に開かれた議会、市民に身近な議会、そして市民に信頼される議会を目指して、引き続き議会改革を推進し、市民の皆様の課題を解決するために、市長部局への政策提言・決議・意見書・政策条例等につなげてまいります。

■道路・戸草ダム問題等特別委員会
新たな整備が進む伊駒アルプスロード、伊那バイパス、環状北線の詳細な概要や整備状況、費用対効果、まちづくりと道路整備の考え方等について、調査研究を行いました。今後も幹線道路網整備による近隣住民や市民生活に及ぼす効果や問題点に注視していくとともに、早期完成に向けて「国・県に対し、機会あるごとに要望活動を行なっていく必要がある」という結論になりました。
戸草ダムについては、近年の異常気象による豪雨災害から、天竜川水系全体のリスク低減を図るため、流域治水の観点からも「洪水調節機能の必要性を認識」し、今後も「南信州圏域や諏訪圏域、上伊那圏域の全市町村と連携し、早期建設に向けた働きかけを行っていくことが必要」という結論に達しました。
また、ぐるっとタクシー・市街地デジタルタクシーは、より良い交通環境の在り方を目指し、「今後も改善を続けていくべきだ」という結論に達しました。

文責：伊那市議会広報委員会