■消費者トラブル注意報
消費者のトラブル事例を紹介します。これらの事例は、相談によりお金が戻ってくるもの、戻ってこないものなど、状況によってさまざまです。まずはトラブルに巻き込まれないようによく注意し、「おかしいな」「困ったな」ということがありましたらご相談ください。
伊那市消費生活センター
【電話】188または【電話】96-8165
▽架空請求
「未納料金がある」などと言って根拠のない料金を請求し、お金をだまし取ろうとします。
携帯電話会社を名乗るショートメッセージで「通信料を滞納している」と請求したり、国税庁と偽って納付を求めたりするなど、実在の事業者や公的機関をかたることもあります。
▽還付金詐欺
役所や金融機関の職員を名乗り、保険料や一部未払いの年金が返ってくるなどと言って、電話でATMに誘導し、操作を指示して口座から送金させます。最近では、銀行の口座番号や暗証番号を聞き出し、本人になりすましてインターネットバンキングの利用を申し込み、預金を他の口座に不正に送金する手口もあります。
▽サイドビジネス(副業)商法
「誰でも簡単に稼げる」「スマホ一台で稼げる」などのうたい文句で副業サイトへ勧誘し、仕事に必要だと言って情報商材やサポートなどを契約させられます。実際には簡単に稼げるものではなく、ほとんど収入が無いまま高額な支払いだけが残るケースがあります。
▽送り付けトラブル
注文をしていないのに、健康食品や海産物などを一方的に送りつけられ、代金を請求されます。「受け取ったからには代金を支払わなければならない」と思う心理を利用する手口です。
○特殊詐欺等防止対策機器購入補助金
特殊詐欺等への対策機能の付いた電話機器等の購入・設置を補助します。
対象:65歳以上の方
補助額:費用の2分の1(上限5千円)
申込先:生活環境課 消費生活係
問合せ:生活環境課 消費生活係
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