■ブランディングアドバイザーに柘植さん
市では、地域ブランディングの推進に向け「伊那市ブランディングアドバイザー」を新たに設置し、伊那市山寺出身で人物デザイナーの柘植伊佐夫さんに委嘱しました。これは、事業の連携調整や効果的な推進を図るとともに、俯瞰的かつ包括的な視点で助言いただくことで、ブランド力の強化や関係人口の拡大につなげるものです。
柘植さんは、映画「おくりびと」や「シン・ゴジラ」、NHK大河ドラマ「龍馬伝」「どうする家康」など多くの作品で人物デザインを手掛けます。市芸術文化大使でもあり、これまでに市のプロモーション映像「イーナ・ムービーズ」の総合プロデュース・監督を務め、四季折々の景色や人々、歴史など、市内を巡りさまざまな魅力を表現しました。現在は、伊那市50年の森林ビジョンを応援する「ミドリナ委員会」の委員長として、森と人をつなぐ活動を行っています。委嘱式で柘植さんは「伊那市には自然由来の人の温かさや優しさがあり、自由な発想を重んじる教育も森林もある。自然と人、まちの営み、仕事をつなぐことなど、それらを統合して考えていきたい」と活動の抱負を語りました。
地域ブランディングの主役はここに暮らす人々です。伊那市が魅力あるまちであり続けるために、地域の皆さんと共に郷土愛の醸成や楽しさや繋がりを実感できる取り組みを目指していきます。
問合せ:地域創造課 地域ブランド推進係
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