■高校生の想いをカタチに
“17(いな)とりどり祭で伊那のまちをにぎやかに“
昨年11月9日(土)、17とりどり祭(主催…伊那商工会議所、共催…伊那市)が、伊那北駅前、伊那北公園、セントラルパークを会場に初開催されました。
このお祭りは、市内の高校2年生14人の実行委員が中心となり、半年以上かけて一から企画したイベントで、若者が帰ってきたい、住み続けたいと思えるまちづくりを目指して、地域の皆さんと一緒になって創り上げてきました。
高校生実行委員は、企画を考える上で実際に商店街を歩いて街の人の声を聞きました。その活動から、地元のお茶屋さんや着物屋さんの協力があっての企画や、お菓子屋さんと高校生のコラボ商品の開発など多数の企画が誕生し、それをきっかけに、高校生と地域の皆さんとの間で新たなつながりが生まれました。
当日は、高校生たちが歌い、踊り、演奏し、また、書道によって伊那北駅前を沸かせて、いつもと違った景色が見られたほか、伊那北公園では、高校生や家族が昼下がりの時間を楽しむ姿も見られました。セントラルパークでは、高校生が企画したオリジナル商品の販売やeスポーツ大会の開催など多くの高校生ブースが出店し、にぎわいました。
お祭りの終わりには、羽ばたく鳥をイメージした手形アートが会場を訪れた皆さんの協力で美しく完成し、高校生たちとともに、未来のまちづくりに向けた「飛翔」への一歩を踏み出した秋晴れの一日となりました。
問合せ:地域創造課 まちづくり推進係
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