一緒に消防団活動しませんか?

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消防団の歴史は古く、江戸時代に設置された町火消が消防団の前身であるといわれています。以降、時代の流れとともにさまざまな変遷を経ながらも「自らの地域は自ら守る」という精神にもとづき現在に至っています。災害の激甚化・頻発化が懸念される今、消防団は消火活動のみならず、地震や風水害などの大規模災害時には、救助救出活動や避難誘導をはじめとする非常に重要な役割を期待されています。
伊那市消防団では、団員の負担軽減や組織の持続可能性につながる取り組みなど、変化を取り入れながら活動をしています。
皆さんもぜひ一緒に活動しませんか?

■団長インタビュー
本年度から新たに就任した駒井団長にインタビューし、消防団に対する思いを語っていただきました。
伊那市消防団　団長
駒井啓晃(こまいひろあき)さん

▽Q1　就任にあたって
市民の皆さまには日頃から消防団活動に対し、格別のご理解ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
私たち消防団員は「自分たちの地域は自分たちで守る」を合言葉に活動しています。昨今は災害の様子も変化しており、私たちの活動範囲も多岐にわたっています。特に防災の分野における活動が今まで以上に重要となることを感じています。これまでの消防団で培ってきた経験を今後の活動に生かし、地域と一緒に、この素晴らしい消防団を盛り上げていきたいと思います!

▽Q2　消防団の魅力を教えてください
消防団は団員が地元住民ですから、「地元愛」とガッツに溢れた集団です!職業や年齢を越えて、普段なら知り合うことのない大切な仲間ができ、地域とのつながりや郷土愛の思いも深くなります。
また、消防団で学ぶ災害対応などの高度な技術と知識は、普段の生活でも役に立つものばかりです。

▽Q3　どのような取り組みを目指していますか?
地域防災の中核を担う消防団は、いざ災害となるとその活動は多岐にわたります。昔も今も変わらない基礎訓練はもちろんですが、新たな訓練にも取り組むことで対応力を高めていきます。
そして、これからは地域との協力関係も一層重要と感じています。地域で行う行事にも積極的に参加し、お互いの顔が見える関係を今以上に築いていくことが大切です。消防団活動を知っていただく機会として、伊那市出初式にあわせて行う消防フェスタや音楽隊による演奏会に加え、これからは保育園や小中学校で行われる避難訓練などに参加することで、子どもたちにも消防団をPRしていきたいと考えています。

▽Q4　団長からのメッセージ
消防団は一緒に活動いただける皆さんの力を欲しています。地域のため、そして大切な家族の安心・安全のため、今、あなたの力が必要です。皆さんの入団をお待ちしています!

消防団員の入団資格は、伊那市内に居住・通勤・通学する18歳以上の方で、性別は問いません。申し込みは、同じ地域の団員、または消防団本部(危機管理課消防係)まで。

問合せ：危機管理課　消防係