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文化施設だより-お知らせ 信州高遠美術館

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長野県伊那市

■展覧会情報
▽地域のお宝展II
会期:令和7年3月2日(日)まで
会場:第一・第二展示室
内容:伊那地域周辺の個人の方々が所有する郷土ゆかりの作家作品を中心に館収蔵品もあわせて展示しています。
作家:中村不折(なかむらふせつ)、池上秀畝(いけがみしゅうほ)、堀田秀叢(ほったしゅうそう)、細合秀穀、(ほそあいしゅうこく)佐藤雪洞(さとうせつどう)、江崎孝坪(えざきこうへい)、登内微笑(とのうちみしょう)、小坂芝田(こさかしでん)、児玉果亭(こだまかてい)、中川紀元(なかがわきげん)、内田文皐(うちだぶんこう)、三浦輝峰(みうらきほう)

■市民ギャラリー展
▽芸術フェスティバル美術・書道展
会期:令和7年1月16日(木)~2月2日(日)
※会期が変更になりました
会場:市民ギャラリー
内容:高遠高校芸術コース美術・書道専攻の1、2年生の作品を展示します。

▽第19回アートスクール作品展
会期:令和7年2月5日(水)~3月2日(日)
会場:美術館ロビー
内容:令和6年度開催のアートスクール受講者の作品展です。受講者の皆さんの力作を、ぜひご覧ください。

▽小中学生が感じた『池上秀畝の魅力』
会期:令和7年2月5日(水)~3月2日(日)
会場:市民ギャラリー
内容:市内の小中学生が、ICTを活用した学習の中でデジタルブックになった池上秀畝の作品や写生帖に出会い、秀畝の魅力を感じとって創造した作品の数々を展示します。
※上記市民ギャラリー展のみの観覧は入館料無料です。

■今月の一押し!
「花」(個人蔵)
制作年:不詳
技法・素材:絹本着色、額装
堀田秀叢(ほったしゅうそう)(1894-1954)

この作品は、市内で郷土ゆかりの作家作品を所蔵する皆様の協力を得て、令和7年3月2日までの会期で開催中の「地域のお宝展2.」に出品しています。
堀田秀叢は、明治27年に諏訪市の糸紺屋(染物屋)の六男に生まれました。幼少の頃から絵が上手で、小学校を卒業して、地元の模様絵師について2年間模様を研究し、丸山永畝(秀畝の兄弟弟子)を介して当時すでに画壇で活躍していた池上秀畝の伝神洞画塾に入門。大正2年に第7回文部省美術展覧会に「孔雀」が初入選し、その後、第2画塾の塾頭となり、伝神洞を支えました。伝神洞で修業を積み、花鳥画や動物を描くことを得意としました。師・秀畝とともに時々、伊那で塾生の画会を開催し、絵を頒布しました。秀叢は昭和29年3月、東京で死去。享年59歳でした。
この作品「花」は、鋭い観察の写実を前提に、バックに陰影や花の「生気」まで繊細に描き入れています。彩色の細密な絵には華麗さを感じさせます。

■1月休館日
年末年始:令和6年12月28日(土)~1月3日(金)、7日(火)、14日(火)、21日(火)、28日(火)

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問合せ:信州高遠美術館 〒396-0213 伊那市高遠町東高遠400
【電話】0265-94-3666【FAX】0265-94-3936【E-mail】t-bjk@inacity.jp
開館時間:午前9時~午後5時(最終受付は午後4時30分まで)
入館料:大人500円(400円)
※( )内は団体および割引料金
※高校生および18歳未満の方、障害者手帳などをお持ちの方とその付き添いの方1人は無料です。

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