■高遠町歴史博物館
●常設展示資料紹介『高藩探勝(こうはんたんしょう)』
1743年(寛保3年)高遠藩第3代藩主頼由(よりゆき)がつくらせた絵巻で、高遠藩領内の名所52か所を上中下三巻にまとめたものです。冬の三峰川を筏が下る様子を描いています。画面右手には勝間の龍勝寺が描かれています。
●春季企画展「高遠石工(いしく)守屋貞治(もりやさだじ)の美意識(びいしき)」
3月1日(土)~6月15日(日)(入館料が必要です。)
会場:2階第3展示室
▽オープニング式典
3月1日(土)午前10時
一般来館者の参加(無料)を歓迎します。学芸員による解説があります。
石仏師と仰がれている、高遠石工守屋貞治は諏訪温泉寺願王(がんおう)和尚を仏道の師と仰ぎ、ひたすら石仏を彫り続けました。みがかれてなめらかな肌、自然な表情、繊細(せんさい)でバランスのとれた立体造形、さらに「高遠の青石」だからこそできた細部の細工からは仏に祈りながら石仏を彫り続けた貞治の息づかいが感じられます。
●第34回 歴博講座-伊那市古文書保存活用推進事業関連講座-
高遠町図書館職員による事業の報告と講演会を行います。
3月8日(土)午後1時30分~3時30分
会場:地域間交流施設(歴博隣り)
講師:小池悟志(こいけさとし)氏(高遠高等学校教諭)
演題:庚申塔と庚申信仰(こうしんとうとこうしんしんこう)
内容:辰野町平出の新村(にいむら)家文書から、庚申の年の習わしについて読み取り、江戸時代の古文書に親しむ機会とします。
定員:40人
参加費:100円
予約:2月1日(土)から電話かメールで受け付けます。
問合せ:高遠町歴史博物館 〒396-0213 伊那市高遠町東高遠457
【電話】94-4444【FAX】94-4460【E-mail】t-rhk@inacity.jp
1月休館日:年末年始…令和6年12月28日(土)~1月3日(金)
・6日(月)、7日(火)、14日(火)、15日(水)、20(月)、27日(月)
入館料:一般400円
■伊那市民俗資料館
●見て・聞いて・語ろう!昭和の暮らし 民俗学者 向山雅重の世界 第5弾
2月16日(日)午前10時~正午
会場:伊那市民俗資料館 高遠なつかし館
案内人:
・塚田博之(館長)
・大澤佳寿子(生涯学習課学芸員)
内容:養蚕から機織りに関する写真を紹介します。体験談もお聞かせいただきながら「繭玉しる粉」をお楽しみください。
定員:20人
参加費:300円(別途入館料200円が必要)
予約:1月17日(金)から電話で受け付けます。
●親子で楽しむ ひな祭り 春のお茶会
3月2日(日)午前10時~正午
会場:伊那市民俗資料館(高遠なつかし館、旧馬島家住宅)
講師:福澤浩之(高遠町歴史博物館学芸員)
お話:「お節句ってなあに?」お話のあと、お菓子と抹茶をいただきます。
対象:小学生とその保護者2人1組
参加費:1組1,000円(入館料、お抹茶・お菓子代)
定員:10組(要予約)
予約:2月1日(土)から電話で受け付けます。
●ひな人形展
2月8日(土)~4月20日(日)
県宝旧馬島(まじま)家由来のお雛(ひな)様をはじめ江戸時代から現代までのひな人形が300体以上展示されます。
問合せ:伊那市民俗資料館 〒396-0213 伊那市高遠町東高遠2074
【電話・FAX】94-4044【E-mail】t-msk@inacity.jp
1月休館日:年末年始…令和6年12月28日(土)~1月3日(金)
・毎週火曜日、水曜日、木曜日
入館料:一般200円
■観桜期の非常勤職員(アルバイト)募集(歴史博物館・伊那市民俗資料館)
勤務内容:入館案内、物品販売、館内清掃、駐車場整理ほか(歴史知識など、専門的知識の有無は問いません)
期間:4月上旬~5月上旬(出勤日は相談の上決定)
勤務時間:午前8時30分~午後5時(予定)
募集人数:歴史博物館、民俗資料館どちらも若干名
応募条件:18歳から70歳前後までの方
応募期間:1月4日(土)から2月8日(土)
申込および問合せ先:高遠町歴史博物館
【電話】94-4444
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両館とも高校生以下および18歳未満の方、障がい者手帳等をお持ちの方とその付添いの方1人は無料です。団体その他の減免制度もあります。お問合せください。
開館時間:午前9時~午後5時(受付は午後4時30分まで)
・民俗資料館は10時~午後4時(受付は午後3時30分まで)
※詳しくは高遠町歴史博物館・民俗資料館のホームページをご覧ください。
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