伊那市赤十字奉仕団は、全13分団345人で地域の身近なボランティアとして、災害時に備え、炊出しの訓練や、救急法の基礎知識として心肺蘇生やAEDの使い方などを講習しています。いざという時、自分や家族を守るため、また、地域の支えとなるようニーズに応じた奉仕活動を各地域で行っています!
■赤十字奉仕団の主な活動
▽春季訓練
毎年全分団の役員を対象に、自分が住んでいる地域のリスクを知り、身を守るための備えや、いざという時に役立つ一時救命措置等を学び、知識を深めています。
団員は、各地区から選任され、多くの地区は1年任期で交代していきます。毎年新しい人が春季訓練等で災害時の備えや救命措置を学ぶことで、自分が住む地域に同じ知識を持つ仲間が増え続けることをねらいとし、活動を続けています。
伊那市内の団員が集まり、訓練を受けることで、士気が高まります!
▽分団ごとの訓練
市内13分団ごと、自分たちの地域に必要な訓練を計画し、実施しています。
・三角巾を使った止血法
・毛布による保温法
▽その他の活動
・出初式での分列行進
・防災教育グッズを使った机上訓練など
■~防災グッズ紹介~災害救護用の炊飯袋
袋にお水と同じ量のお米を入れてお湯で茹でるとごはんができます。袋は手で割け、食器を使わずに食べられます。また、お水の分量を加減することで、小さなお子さんからお年寄りまで、ニーズに合った硬さで作ることが出来ます。ごはん以外も、蒸しパンや麺類などレパートリーもたくさんあります!
水を節約…お湯は繰り返し使え、節水にもつながります。
調理が簡単…袋に材料を入れ、30分ほど茹でるだけ!一度にたくさんできます。
熱に強い…耐熱性が高く丈夫な素材のためそのまま茹でられます。
衛生的…袋のまま配ることができ、持ち運びも簡単で衛生面でも安心です。
伊那市赤十字奉仕団は、赤十字の基本理念のもと、日常生活の中で地域に根ざしたお互いの助け合い活動をこれからも展開していきます。
無理なく、楽しく、できるときに、できることをする。
皆さんも、ぜひ地域で活躍してみませんか!!
人間を救うのは、人間だ。Our World.Your move.
問合せ:社会福祉課 総務係
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