■長藤地区分館
長藤は「おさふじ」と読みます。私は電話で住所の確認の際「ながふじ」と言われることが多いので、こちらから「これでおさふじと読みます」と言います。場所は高遠町市街地から茅野市方面へ向かい始めたところから長藤郵便局を過ぎたあたりまでになり、南北に長い地区です(世帯数292戸、人口652人 ※令和6年12月1日時点)。
昨年度から再開した「長藤区民の集い」を11月3日(日)に行い、区内外から多くの方に参加いただきました。ステージ発表では、高遠北小学校の長藤地区児童による合唱をはじめ、長藤舞踊クラブ、伊那市民吹奏楽団など、9団体が1年間の練習成果を発表しました。また、陶芸・書道・絵画などの作品展示に加え、昨年好評だったフリーブースには11グループに出店いただきました。どの分野をみても皆さんの多才さに驚くばかりでした。
2月には恒例の長藤区民卓球大会を控えています。当日は抽選により2つのリーグに分かれ各地区対抗戦を行い、上位2チームによる優勝決定戦及び、3位決定戦によって順位が決まります。常勝チームが連覇を伸ばすのか、そこに待ったをかけられるチームが出てくるのかという勝負の日でもあり、いつもの仲間や久々に会う知人との会話の機会でもあります。年代・性別を超えた交流を、長藤地区の活性化及び活力ある公民館活動へ繋げていきたいと思います。
今回、本地区分館を紹介するにあたり高遠町図書館で、長藤区設立記念誌『おさふじの地名と歴史』という資料を読みました。平成28年に長藤区と長藤地区分館によって発刊され、長藤区の歴史・文化を知ることができます。長藤地区に関わりのある方など年代を問わず読んでいただきたいと思います。
高遠町公民館長藤地区分館主事 細野剛司(ほそのたけし)
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