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議会だより-12月伊那市議会定例会 一般質問から(3)

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長野県伊那市

■篠塚(しのづか)みどり
▽入学時ランドセル、教材の無償配布について
問:入学時ランドセルの無償配布に対する考えは。
答:教育次長…現在は公費による無償配布は考えていないが、低所得家庭には就学時の支援を行っている。シェアリングサービスなども活用していただきたい。

▽南海トラフ地震に備えて、避難訓練の実施体制と備蓄用品について
問:実践的避難訓練の実施は。
答:市長…避難訓練は各地区で整える防災計画が、災害時に確実に実行されることを目的としている。市では年間60件の防災お出かけ講座を行っており、引き続き講座での地域防災の取組みへの支援や、自主防災組織の役員と相談し、地域の特性に合わせた実践的な訓練実施の呼びかけを行っていきたい。

▽「伊那市食器リサイクルありがとう市」継続について
問:来年度への継続、予算計上をお願いしたい。
答:市長…来年度以降も一定の支援を行い、事業を継続していただきたい。

▽高齢者におけるスマホ教室の更なる実施について
問:高齢者向けスマホ教室の更なる実施は。
答:市長…来年度も実施する。モバイル公民館の講座も検討していく。

■三澤俊明(みさわとしあき)
▽企業誘致と雇用について
問:伊那市が進める企業誘致も、この20年間で41社に及んだが、業種に対して特にこだわりを持って選定してきたのか。
答:市長…企業城下町のように不況が来たら一斉にその波を被るといったことが無いように、いろいろな業種に来ていただいた。

問:今後増やしたい業種はあるか。
答:市長…女性が働ける企業、例えばIT関係や化粧品メーカーをはじめ、クリエイティブな仕事ができる業種を誘致したい。

問:伊那市は求人サイトを運営するリクルート社と提携を結んだと聞いたが、内容と今後の展開を知りたい。
答:市長…9月末に長野県内では初となる企業の採用強化に係る連携協定を同社と締結し、採用力向上セミナーを開催したところ、31社が参加した。今後も企業への声を聴きながら、必要な対応を検討する。

▽トラクターのタイヤチェーンも除雪機械整備事業の補助金対象に
問:除雪用トラクターのタイヤチェーンも補助金対象にならないか。
答:市長…チェーンなどの消耗品を対象とすることは、今のところ考えていない。

■髙橋明星(たかはしめいせい)
▽地域子育て支援拠点事業について
問:乳幼児を抱える親の人間関係が希薄になっているが、伊那市には自然の中で就園前の親子が気軽に集い相互交流できる「こどもひろば」が民間により既に開設されている。この事業を市の地域子育て支援拠点事業の一つとし、民間委託してはどうか。
答:市長…市内保育園では「やまほいく」に力を入れており、保育園に入園した際の継続性も考えられる。市の子育て支援センターと性格・性質が違う子育て支援拠点として保護者の選択肢が増えることは大きなメリットとなる。国の事業を活用して委託化を検討する。

▽屋内の遊び場、屋内型砂場の設置について
問:屋内の遊び場は、子育て世代の強い要望となっているが実現には結びついていない。砂場は子どもたちにとってそれぞれの発達に応じた遊び方を楽しめるだけでなく、想像力や感覚を刺激し、運動能力、科学的思考、社会性や協調性、忍耐力、集中力など様々なスキルを育むとても重要な遊び場。また大人にとっても楽しめるツールとなる。街なかの空き店舗などに屋内型砂場を設置してはどうか。
答:市長…屋内の遊び場の設置についての検討の中で参考にする。

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