「麻雀教室を開講してほしい」そんな声を受けて2年前に始まった「生き生き麻雀教室」。当初は20名弱のスタートでしたが、増えに増えてとうとう30余名になりました。麻雀が人々の心をくすぐるのは何故でしょう。
まずなんと言っても高い役を求めて手配を作っていくわくわく感。成就(じょうじゅ)した時の醍醐味は最高です。逆にいつ振り込むかも知れないという緊迫感も楽しさを倍増させます。さらに136牌(はい)が織りなす一期一会のドラマは、さしずめ人生模様に通じていると言えましょう。
人間関係にも好影響を及ぼして和気藹々(わきあいあい)と手筋を交わし合いながら会話も弾む。勝っても負けても(負ければちょっぴり悔しいけれど)笑顔が飛び交います。初心者が上級者を打ち負かしたりすると、みんなで拍手喝采です。おまけに手先を使いながら頭もフル回転させるため認知症予防にもうってつけ。よいことずくめなのです。
近い将来、全館対抗麻雀大会なんていう構想もあるとか。みんなで、麻雀しましょう!
西春近公民館長 浦野博(うらのひろし)
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