■伊那市誌こぼれ話 第7弾
▽日本一の桜の里づくり
桜は日本を代表する花であり、伊那市の「花」です。市では、豊かな自然の中で育まれた桜を今後も増やし、適切な管理により保護育成に努めながら、絶えることなくいつまでも多くの人々に親しまれる桜の里を目指しています。旧高遠町が進めてきた桜のまちづくりを継承し、市内の多くの桜を活用するため、平成23年に「日本一の桜の里づくり」計画を策定しました。
市内にはタカトオコヒガンザクラ、ヒガンザクラ、ソメイヨシノ、シダレザクラ、ヤマザクラなど多くの桜が植えられ、地域の皆さんによって受け継がれ、親しまれています。豊かな自然や人々の暮らしの中で桜は育ち、桜を愛する心は人々にさまざまな良い感性を与え、桜を愛することを通じて人々の輪が広がり、心が結ばれます。
市では、計画に基づいて、地域の桜管理の担い手として「地域桜守」の育成や学校教育への活用、市内全域の桜の名所への観光客誘導などを行い、「日本一の桜の里」を目指しています。
問合せ:市誌編さん室
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