■改造を重ねるロボット作りが面白い。全国でも受賞を目指す
[古田 渉留さん(吉田三区)]
もともと工作が好きだった古田さんは、公民館主催の「ロボット☆ワークショップ」に参加したことをきっかけにロボット作りの面白さに魅かれて、手作りロボットのアイデアやデザイン力、操作性を競う「小学生ロボコン2023長野予選会」への参加を決めました。自作のロボットを操作して、スタートゾーンから進み、紙コップを取り、持ち帰ってくる競技です。古田さんは「紙コップを取るための筒を自動で伸ばせるように、筒に紐を付けて、その紐を滑車に巻き付け、モーターで滑車を回す機能を搭載しました」とロボットのこだわりを話します。デザインは、「夢で見た金色の人工衛星」。古田さんのロボットは金色に輝きます。予選会では、こだわりの筒を伸ばしたり、板を傾けて確保した紙コップを落としたりするなど古田さんのアイデアが光り、最高賞である「優秀賞」を受賞しました。ロボット作りの魅力を「自分で考えて作れるところが楽しい」と心を弾ませる古田さん。今後は、11月19日(日)に行われる全国大会に向けて、ロボットの改造を繰り返し、全国でも受賞を目指します。
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