令和4年度普通会計の決算状況をお知らせします。
■歳入:348億6253万円
◇市税の内訳
詳しく見てみるブー
●令和3年度に比べて歳入どうなっている?
◇歳入全体は減
地方債の借り入れが3年度より少なかったこともあり、歳入全体では1.3%、約4.6億円の減に。
◇市が自分で集める自主財源は増
繰越金などが減少しましたが、その他は増加。特に市税が約3.6億円増加したため、全体で0.8%の増に。
◇国や県からの依存財源は減
国庫・県支出金や、地方債の借り入れが減少したことにより、依存財源は全体で3%の減に。
●用語解説
◇自主財源:市が自ら徴収または収納できる財源
・市税…市民や企業が納めた税金
・諸収入…貸付金の元金収入など
・繰越金など…前年度の繰越金や、基金を切り崩した繰入金、寄付金など
・使用料/手数料…保育料や市の施設の使用料、証明書発行手数料など
・分担金/負担金…特定のサービスを受けた人からの負担金など
◇依存財源:国・県などから交付または借り入れた財源
・地方交付税…市が全国標準的な行政サービスを提供するため、財政状況に応じて国から交付されたお金
・国庫/県支出金…特定の目的のために国や県から交付されたお金
・地方債…市が大規模な事業を行うために、国や銀行から借り入れたお金
・交付金…国から一定の割合で配分、譲与されたお金
■歳出:341億6066万円
どのくらい収入があって、どのような目的で使われたんだブー?
◇目的別にすると
●令和3年度に比べて歳出どうなっている?
◇歳出全体は増
歳出全体では、普通建設事業費や物件費などが増加したことなどにより0.9%、約2.9億円の増に。
◇必ず支払わないといけない義務的経費は減
扶助費が約4.9億円減少したため、全体で2.5%の減に。
◇目的別だと商工・観光の振興が増
市内中小企業への貸付金が増えたことや、core(コア)塩尻の整備、のるーと塩尻に関連する事業が増えたため、21.1%、約8億円の増に。
●用語解説
◇義務的経費:支出が義務付けられている経費
・人件費…市職員給与、市議会議員報酬、各種委員報酬など
・扶助費…生活保護費、各種医療費の助成など
・公債費…借り入れた地方債(借金)の返済金
◇消費的経費:市が行うサービスのうち、形を残さない性質の経費
・物件費…光熱費、消耗品費、委託料や使用料など
・補助費等…特定の事業や団体への補助金や交付金
・投資/出資金/貸付金…融資資金などの貸付金
・繰出金…国保会計など他会計へ繰り出したお金
・積立金…特定の目的のために基金へ積み立てたお金
・維持補修費…道路や施設などの維持補修費
◇投資的経費:道路、学校、市営住宅の建設などを整備するための経費
・普通建設事業費…道路や公園、学校など公共施設の建設費など
・災害復旧費…災害時の公共施設の補修費など
<この記事についてアンケートにご協力ください。>