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[特集]心豊かにー芸術ー(2)

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長野県塩尻市

■塩尻で育む芸術文化
本市が共催で行っている芸術文化事業(芸術祭、音楽祭、文化祭、洋楽舞踊フェスティバル、演劇フェスティバル)や、そこで活躍する団体の人たちの活動への思いを紹介します。

◇塩尻市民芸術祭
6月上旬に、展示発表と舞台発表を行います。初夏らしい作品や華やかなステージ発表など個性あふれる内容です。

◇塩尻市民文化祭
11月上旬に、展示発表と舞台発表を行います。趣向を凝らした発表で芸術文化に親しむことができます。

◇塩尻市民洋楽舞踊フェスティバル
毎年、秋頃に開催しています。バレエ・ヒップホップ・ジャズダンス・フラダンスなど、多彩な踊りを発表します。

◇塩尻市民音楽祭
管弦楽発表、バンド発表、コーラス発表の三つを行います。さまざまなジャンルの音楽を楽しむことができます。

◇塩尻市民演劇フェスティバル
市内を中心に活動する劇団や高校生などが演劇を発表します。各団体が演出やストーリー展開を工夫して発表します。

◎塩尻市芸術文化振興協会の会員を募集しています
芸術文化活動をしている個人と団体で構成する協会です。登録すると、市共催の芸術文化事業(文化祭、演劇フェスティバル など)に参加することができます。
対象:市内に在住・就学・就業する個人・団体、本市の出身者または本市と特別な関わりを持つ個人・団体
登録料・会費:無料
申し込み方法:塩尻総合文化センター1階社会教育スポーツ課または市ホームページにある申請書に記入の上、〒399-0786大門七番町3番3号 社会教育スポーツ課宛てに郵送または提出してください。
※詳細は市ホームページをご覧ください。

問合せ:社会教育スポーツ課社会教育係
【電話】(直)0263—52—0902

◇会員同士で切磋琢磨
塩尻美術会は、30~80代の37人が入会しており、月1回の絵画制作と研究会、月2回の石膏デッサン会、春と秋の写生会、7月の人物デッサン会などを行っています。他にも、子どもたちや絵を描いてみたいと思っている人にも興味を持ってもらえるように、エカキッズやまなび庵の絵画教室などを市と協力して開催しています。会員は、美術に興味があり、展覧会に行く人が多く、どの展覧会が参考になるかなど情報交換や、他の人の作品を見て学び、お互いに高め合っています。
令和5年度は日本画の講座を3回行いましたが、受講希望の声が多かったため、来年度は回数を増やそうと思っています。今後は、藍染めの講座の開催など、塩尻美術会として新しいことに挑戦し、いろいろな人に興味を持ってもらえるよう活動していきたいです。
塩尻市民芸術祭や塩尻市民文化祭の展示発表、塩尻美術会ホームページで作品を見ることができますので、ご覧ください。
[塩尻美術会 会長 小松 正弘さん]
塩尻市芸術文化振興協会会長としても活躍し、芸術体験会やサマースクールなどの市のイベントで講師もしています。

◇大人になっても続けられる青春
塩尻市民吹奏楽団は、高校1年生から、50代後半までの30人ほどで活動しています。幅広い年代の人が、学校の部活動のように仲良く和気あいあいとした雰囲気で練習しており、大人になった今も青春を感じることができます。年1回の定期演奏会をはじめ、地区での演奏会や介護施設などへの訪問で、演奏をしています。コロナ禍で昔からいた人が辞めてしまったり、練習や演奏会を行えなかったりと、この数年は活動が難しかったです。令和5年度は10人が楽団に加入し、演奏者がいない打楽器のパートや楽団の運営を、もともといたメンバーを中心にみんなで助け合うことで、定期演奏会を4年ぶりに行うことができました。
定期演奏会では「とても感動した」と観客から直接伝えていただいたことがあり、気持ちを込めた演奏が伝わったのだと実感し、今後も活動を続ける糧になりました。これからも積極的な活動をするので、楽器を持っている人は一緒に演奏しませんか。
[塩尻市民吹奏楽団 団長 鈴木 希望さん]
楽団発足以来、初の女性団長として楽団を率いています。演奏も運営も中心となり活動。担当の楽器はオーボエ。

◇写真は芸術、撮りたいものを自由に撮る
塩尻写友会は、30~80代の24人で、60代以上のメンバーが中心となり活動しています。写友会の主な活動は、2カ月に1度の月例会、塩尻市民芸術祭や塩尻市民文化祭の展示発表、写真県展への作品応募、さまざまな場所で行う撮影会などです。月例会は、参加する会員が持ち寄った写真を会員同士で審査し、年度賞を決めて表彰しています。月例会に出す写真を、家の近所を散歩しながら撮る人もいれば、旅行先で撮る人もいます。写真県展は大きなコンテストのため、入選するとうれしく、モチベーションが上がります。
ただし、写真は芸術のため、コンテストのために撮るだけでなく、自分が撮りたいものを自由に撮ることも大事です。月例会などの活動を通して、会員同士で技術を高め合うことができていることが、写友会として良いことだと思います。
今では、カメラだけでなくスマートフォンでも写真が撮れるので、写真に興味がある人はぜひ参加してください。
[塩尻写友会 会長 畠山 伸さん]
昭和47年に発足した塩尻写友会に同年に入会し、活動しています。「写真は足で撮る」を胸に、写真撮影に奮闘。

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