■DXの推進
※DX…デジタル・トランスフォーメーション
◇窓口のDX
・書かない窓口(6221万円)
・キャッシュレス決済(844万円)
市民課での住民票の申請手続きなど、職員が必要事項を来庁者と一緒に確認しながら、申請書などを作成する書かない窓口システム。慣れない書類作成の負担軽減により、手続きの所要時間が減りました。また、塩尻総合文化センターや平出博物館、広丘支所、吉田支所、保育園など9カ所に窓口キャッシュレス決済を導入しました。
◇教育のDX
6784万円
児童や生徒が安心して1人1台の端末を使うことができる環境を整えるため、フィルタリングソフトを導入しました。また、教員がICT機器を活用した授業を負担なく行えるようGIGAスクール運営支援センター業務を委託し、設定や不具合対応などをサポートしました。ICT支援員などを学校に派遣し、操作研修や授業準備の伴走支援をすることで、端末の活用が大幅に広がりました。
◇地域DXセンター「core塩尻」
6369万円
5年6月にcore塩尻をオープン。企業と連携した地域課題解決に向けた共創プロジェクトの推進や、住民がデジタル技術に触れる機会の創出などを行いました。地域の事業者と職員とのワークショップでは、イベント開催時の公共交通の活用など新たな気付きや参加者間での新たな関係性が生まれました。また、イベント運営への市内高校生の参画や、eスポーツを活用したシニア向け教室などで多世代交流や新たな価値の創出につながりました。
■インフラの整備
◇日の出保育園の増築棟建設
3億8390万円
病後児保育施設の開設と日の出保育園の0・1歳児保育室とデイ保育室を1階へ移設するための増築工事。病気の回復期の子どもを安心して預けられるようになり、0・1歳児保育室の利便性が向上したことや、駐車場が増えたことにより、子どもの送迎時の保護者負担の軽減が図られました。
◇塩尻児童館の拡張改修
7866万円
塩尻児童館の利用児童の増加により、日の出保育園増築工事と併せて、保育園2階部分を塩尻児童館として使用するための拡張改修工事。延べ床面積が410平方メートルから708平方メートルに増加、照明器具のLED化、遊戯室へのエアコン設置、仕切り壁の一部ガラス化など、明るく開放感のある環境にしました。
◇幹線道路の整備
1億3770万円
市道南熊井郷原線と市道郷原大門線の交差点の渋滞を解消するために整備していた「総合体育館北交差点」の改良工事が完了。塩尻駅方面への右折レーンを設け、利便性が向上するとともに、児童や生徒の通学に際しての安全性の確保が図られました。また、「塩尻町交差点」の改良を進め、安全に通行できるようにしています。
▽道路の穴を発見したら
道路損傷通報システム「My City Report」
※詳しくは、本紙またはPDF版をご覧ください。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>