■動物学のプロフェッショナルに。湘南の風を感じて学ぶ毎日
[田中 杏花さん]
今春、小学生から13年間過ごした塩尻市から巣立ち、神奈川県湘南エリアの大学に進学。初の一人暮らしに戸惑うことも多いようですが、大学に持っていくサンドイッチを作るようになるなど、自炊に励んでいます。最初は「料理のことで毎日お母さんにLINE電話していた」とのこと。Z世代らしいコミュニケーション方法です。
「実家を離れてどうですか?」と尋ねると、「寂しさはありませんが、親の手料理はおいしかったなと思います」と田中さん。中でもお母さんが作るハンバーグとお父さんが作るたこ焼きが恋しくなるそうです。
大学では動物学科に所属。今は教養課程ですが、3年生からは動物生理、動物細胞・免疫、動物自然史、動物生態・保全のいずれかの専門課程に進みます。
帰省したときの楽しみは、愛犬の紅葉(くれは)との散歩の時間。ふるさとに望むことは「自然を生かしたドッグランなど、動物との触れ合いの場が増えたらいいですね」。まだ就職のことは具体的に考えていないようですが、「動物が好きなので、卒業後も動物と関わる仕事に就けたらいいな」と、そう遠くない未来を見つめています。
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