■国籍の壁を越え、多文化共生社会に貢献したい
ハー マイン サンさん(大門七区)
約8年前にベトナムから塩尻市に来た、ハーマインサンさん。日本語能力試験の最高レベルであるN1を保有し、市内の介護施設で働いています。日本に来たきっかけを聞くと、「日本に興味があり、人と接するのが好きだったから」。ベトナムでは大きな社会問題になっていなかった介護の分野に関心があったことも理由の一つで、今では介護福祉士や認知症ケア専門士の資格も持っている努力家です。
「塩尻市の山賊焼や、澄んだ水と空気が生み出すナイアガラなどの果物や野菜が好きです」とハーさん。塩尻市社会福祉協議会の講座の講師を務め、宗賀公民館のボランティアに参加するなど、積極的に地域に飛び込む姿勢が周囲に高く評価されています。
そんなハーさんに次の目標を聞くと、「多文化共生社会の実現のために貢献したいです。塩尻市が、国籍に関係なく誰もが暮らしやすいまちになれば」と、さわやかな笑顔で熱い思いを語ってくれました。
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