「対話と共創」の県政を推進するため、知事が県内全ての市町村を訪問し、市長村長や県民のみなさんとテーマに沿って語り合う「知事との県民対話集会」が、10月12日(木)に老人福祉センターで開催されました。
天龍村の高齢化率は62・3%(令和5年4月現在)と県内トップであり、先行して少子高齢化が進んでいますが悲観することなく、健康で元気に心豊かに暮らせる村となるよう、対話のテーマを「高齢化社会におけるモデル自治体になるために」として、当日は40人を超えるみなさんにご参加をいただきました。
知事との対話は、はじめに5名の方からテーマに沿った内容について、それぞれのお考えをご発言いただいた後、ご参加いただいた方の中から活発なご発言を賜りました。
阿部知事からは「天龍村の60%を超える高齢化率は、他の地域から見ると大変な村だと思われがちだが、村民のみなさんと対話をして夢や希望が沢山ある村だと感じた。天龍村のみなさんが充実した人生を送っていただけるよう県も応援をしていきたい。」として会を締めくくっていただきました。
「知事との県民対話集会」の開催は、天龍村が県内77市町村の内の76番目で、長野市での対話を終えると県内全市町村を一巡することになります。
ご発言並びにご参加をいただきましたみなさん、大変ありがとうございました。
■知事との対話のご発言内容(発言順)
(1)山﨑英琢さん(東原A区)
・福祉事業における県民との関わりについて
(2)宮澤くるみさん(中央区)
・ご高齢者の方々との関わりについて
・生活コーディネーターの必要性について
(3)村澤雄大さん(福島区)
・多世代交流が行われるような場所や仕組、参考事例について
・知事が考えるこれからの長野県の学校教育で重視している点や理想について
(4)金田正さん(松島区)
・高齢化社会における(有)天龍農林業公社の事業の推進について
(5)前田美沙さん(長野区)
・長野県茶産地の過渡期について
・沖縄と長野の連携、交流について
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