9月14日(木)に、英国からキャロライン・タイナーさん一家が来村しました。
キャロラインさんの父親のチャールズ・ウイリアムズさんは、戦時中捕虜となり、満島収容所で生活しました。一家は父親の足跡をたどって訪日し、天龍村では、平岡ダムや収容所跡地の碑などを訪れ、村を表敬訪問されました。
続いて、当時の厳しい境遇の中、友情を育んでいた原田源燈さんのお孫さんとの交流会が行われました。チャールズさんが終戦後、収容所を去るときに、原田さんは餞別として印半纏を送りました。その形見の半纏を遺族の方へ返還するのも、一家の来村の目的の一つでした。今回遺族の方同士が国や立場を超えて交流し、縁をつなぎ合っている姿は感動的でした。
改めて、平和を願う気持ちを新たにしました。
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