保健師だより

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■血圧
春。新年度の始まりです。新しい環境で気持ちを新たに頑張りたいものですが、ご自分の体調を整えておくことは、元気に過ごすために大切なことです。
今回は、みなさんも一度は聞いたことのある「血圧」についてのお話です。血圧は「診察室血圧」と「家庭血圧」に分かれ、診察室血圧が140/90mmHg、家庭血圧は135/85mmHgを超えると「高血圧」といわれます。
高血圧の状態を放置すると、血管が傷つき、動脈硬化が進行して、脳卒中や心臓病、慢性腎臓病など重大な病気になる危険性が高まります。
そこで家庭用の血圧計で定期的に血圧を測り、ご自分の血圧の状態を正しく知ることを勧めします。

◇家庭血圧の正しい測り方
・上腕血圧計を使用
・椅子に座り1〜2分安静後(2回測り、全ての値を記録する)
・朝*起床後1時間以内、排尿後、朝食・服薬前
・夜*就寝前
・週5日以上測定した結果を医師に見せてください。
もし、家庭血圧や健康診断で「高血圧」であることが分かったら、そのままにせず、まずは生活習慣に気をつけ、血圧の記録を持参して医師に相談しましょう。また、高血圧や糖尿病などの生活習慣病の有無を調べ健康管理に役立てるため、年に一度は健康診断を受けてください。

◆『令和5年度の特定健診・がん検診について』
村では国保加入者対象の特定健診、後期高齢者健診、がん検診を行います。
がん検診と後期高齢者健診については、各戸にお届けした「検診調査票」の、村でうける・勤務先でうける・個人でうける(人間ドック等)・うけないのいずれかに〇をしてご提出ください。
「村でうける」に〇をした方には、後日、検診票等を送付いたします。