教育長 高山和夫
4月1日に教育長職を拝命してから半年、前村澤教育長から引き継いだ任期が満了となりました。
この半年間、みなさん方のご支援を賜りなんとか務めることができました。誠にありがとうございました。この度、継続して教育長の職を拝命することとなりました。今後も変わらぬご支援をお願いいたします。
さて、今年度より施設一体型となった天龍小中学校では、昨年度までの議論や準備が生かされ、一体となった良さが発揮されていますが、より多くの仲間とより多角的で多面的な意見交換をする場が必要ではないかということが課題として挙げられます。
そこで、今、周辺町村の学校との合同授業を構想しています。今まで行っていた年に数回というイベント的な共同学習ではなく、その学年の教科の授業を定期的に合同で受けるというものです。この10月から、中学一年生を対象にして遠山中学校との合同授業を試験的に実施し、今後の足掛かりを作りたいと考えています。
このことが、村に唯一の小中学校を維持しながら、かつ子どもたちが大勢の子どもと共に学ぶ機会を得るための打開策の一つになると考えております。更に、教員不足や非免許授業の解消にも対応できるものとなるはずです。
また、生涯学習の視点からは、村民のみなさんが、楽しみをもち生きがいと感じられるようなスポーツ活動や文化活動等の学びの機会を提供できるよう工夫してまいりたいと考えております。
今後取り組んでいきたいことについていくつか述べましたが、天龍村の子どもたちの未来と天龍村の将来のために、教育委員さんたちや事務局員たちと力を合わせて精一杯努めたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。
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