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自治体の皆さまへ

村長あいさつ

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長野県天龍村

天龍村長 永嶺 誠一

10月27日執行(10月22日告示)の天龍村長選挙におきまして、無投票ではありましたが3回目の当選を果たさせていただくことができました。
ご支援を賜りました村民のみなさんに心より感謝申し上げますとともに、改めて村政運営を担っていく重責に身の引き締まる思いであります。
振り返りますと、2期目の4年間は新型コロナウイルス感染症に翻弄されるとともに足瀬地籍で発生した大規模な災害復旧対策や天龍村診療所の医師確保対策など村民のみなさんの安心・安全を確保することを何よりも優先しなければならない問題が発生し、それらの対応に全力で取り組んでまいりました。
一方、買物弱者対策や小中学校のあり方、村民体育館と小学校体育館の耐震化の問題、光ケーブルの整備など将来世代に先送りできない課題に対しても、村民のみなさんのご理解とご協力によってそれぞれ確実に前に進めることができました。改めてみなさんのご協力に対し感謝申し上げます。
過疎化、少子高齢化など村の抱える課題は山積しています。今年4月に民間機関の人口戦略会議というところが、将来的に消滅の可能性がある自治体が、天龍村を含め長野県で26、全国で744あると発表しました。もちろん、こうした結果にならないよう村としましても、これまでも努力はしてきておりますが、国全体の人口が減少する中、天龍村だけその流れを食い止めることは困難であります。むしろ、その流れに上手に向き合いながら「人口減少時代を見据えた持続可能な村づくり」を推進することが天龍村にとって最良の選択ではないかと考えております。
今回の選挙で公約として掲げた基本理念(「村民のみなさんが住んで良かったと思える村、将来にわたって夢をいだける村」)の実現を目指して、3期目は「村民の命と暮らしを守る」、「夢や希望に満ちた人材を育てる」、「小さくても常ににぎやかな村を創る」の3つを基本政策の柱とした事業を実施してまいりたいと考えております。
具体的な内容については、紙面の都合上省略させていただきますが、今後いろんな機会においてご説明させていただきたいと思います。また、各分野、各事業ともスピード感を持って進めてまいりたいと思っています。
近い将来、リニア中央新幹線が開業したり、三遠南信自動車道が開通したりする時代が確実にやってまいります。そうした時代の潮流に乗り遅れることなく、天龍村がいつまでも「小さくとも誰もがいきいきと輝き続ける村」でいられるよう、村民のみなさんが「やっぱり天龍村がいい」「天龍村に住んで幸せだ」と思い続けられるよう、私自身、誠心誠意努めてまいります。村民のみなさんの引き続きのご理解ご協力をお願い申し上げ、就任にあたってのあいさつとさせていただきます。

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