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(祝)天龍村総合体育施設太陽光発電設備整備工事完成

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長野県天龍村

環境省:地域レジリエンス・脱炭素化を同時実現するへの自立・分散型エネルギー設備等導入推進事業
第2号事業:令和5年3月完了(設計)第1号事業:令和6年1月完了(整備工事)
施設名:天龍村総合体育施設
導入設備:太陽光発電設備
・モジュール容量 56.94kW
・パワコン容量 49.9kW
・蓄電池システム
・蓄電池容量 104.4kWh
・パワコン容量 49.5kW
補助金額:40,425千円(事業費の1/2)
CO2削減量:36.39 t-CO2/年
施工業者:株式会社リックス、新井電気工事株式会社
設計監理:株式会社鈴木建築設計事務所

■事業内容
令和4年度に建設した天龍村総合体育施設は、体育施設の他、有事の際に避難施設となるもので、施設には非常用電源、非常用給水タンク、フリーWi-Fi、災害用照明(グラウンド用)、備蓄用倉庫を完備しています。
令和4年度に本補助金により、太陽光発電施設設備設計業務を、引き続き、令和5年度に太陽光発電施設の整備を行い、有事の際、体育施設及び隣接する小・中学校の電源を賄うことを目的としました。
発電機を用いず、太陽光発電施設を整備したことで、平時の脱炭素化に加え、災害時のエネルギー供給などの機能発揮が可能となりました。

◇ゼロカーボンに向けての第一歩
昼間は、太陽光発電のエネルギーで校内の電気を補うと共に蓄電池に充電
夜間は、蓄電池で校内へ放電で脱炭素化の実現を図っています

■避難所の防災機能が向上しました
◇普及効果・平時における役割
平時は施設内の電気系統に太陽光発電で発電した電力が自家消費します。体育施設・教室の増設に伴い契約電力が変更になりましたが、既設の電力を賄うことができる予定です。また休日等で使用電力が少なく発電の電力に余剰が発生するときは、蓄電池システムに充電をして、発電をしていない時に放電し、再生可能エネルギーでの電力を有効に使用します。CO2削減量は36.39(t-CO2)が見込めます。
今後も本事業にて導入した設備・施設を活用したPRを行い、再生可能エネルギーへの理解と推進、各家庭での非常時に向けての対策、意識の向上を図るとともに、今後も村内の公共施設において環境に配慮した設備の導入を前向きに検討したいと思います。

◇防災減災面における役割
災害時は、天候の良い昼間は、太陽光発電により蓄電池システムに充電をして、蓄電池システムにより、体育施設(照明について管理人室は全数点灯、トイレ、アリーナ、会議室は通常の1/2点灯、コンセントはアリーナ、トイレ、外部東面は全数、残りは使用状況を考慮して通常の1/2又は無し、エアコンは三相エアコンを会議室で使用可)、校舎側(照明は家庭科室、ランチルーム、は全数点灯、コンセントは前述個所全数と災害用Wi-Fi電源、エアコンは三相エアコンを家庭科室・ランチルームで使用可)に電気を供給することにより、有事の際の防災の拠点としての役割を果たしていきます。
また災害時の夜間に関しては、昼間太陽光発電で発電した余剰電力を蓄電池システムに充電することで、体育施設(照明について管理人室は全数点灯、トイレ、アリーナ、玄関ホール、会議室は通常の1/2点灯、コンセントはアリーナ、トイレ、外部東面は全数、残りは使用状況を考慮して通常の1/2又は無し、エアコンは三相エアコンを会議室で使用可)、校舎側(照明は家庭科室、ランチルーム、は全数点灯、コンセントは前述個所全数と災害用Wi-Fi電源、エアコンは三相エアコンを家庭科室・ランチルーム)で使用可能となります。

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