天龍村の「柚餅子」食文化調査・魅力発信事業

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令和6年度、文化庁の文化芸術振興費補助金(「食文化ストーリー」創出・発信モデル事業)を活用し進めている、天龍村の「柚餅子」食文化調査・魅力発信事業についてご紹介します。事業は「調査研究」「発信」「保護継承」の3つの事業区分で進められています。

■調査研究
天龍村と同じ「丸柚餅子」を作っている和歌山県龍神村、奈良県十津川村、愛媛県西条市、岡山県矢掛町などの生産者を実地調査し、柚餅子づくりの作業工程や原材料、生産されることとなったきっかけや歴史などの聞き取りを行いました。あらためて本村の柚餅子の特徴などを認識する機会となりました。

■発信
柚餅子作り体験交流会を開催し、都市部などから多くのみなさんにご参加いただき、天龍村の柚餅子を認知していただくきっかけとなりました。

■保護継承
天龍小学校の体験学習で柚餅子作りを行いました。また、2月には学校給食で提供される予定です。村の子供たちに柚餅子を知ってもらい、後世に引き継がれるよう期待しています。

■柚餅子シンポジウム開催
これまでの調査研究の報告や柚餅子の継承・保護・魅力・展望についての座談会を、令和7年2月19日(水)に坂部活性化施設で開催する予定です。詳しくは、村内回覧などでお知らせします。