■一般会計歳入
村税は、個人及び法人の住民税が若干の減少となりましたが、固定資産税、軽自動車税、たばこ税がほぼ前年度並みで、前年度比△0.4%減となりました。歳入で最も大きな割合を占める地方交付税は、特別交付税の災害対策費用が減額となったため、3,165万円減少しました。
国、県支出金は、災害復旧に伴う負担金の大幅な増加や新型コロナウイルスワクチン接種補助金、物価高騰対応重点支援地方創生交付金などで前年比61.2%増となっています。
村債は、星と緑のロマン館浴室改修事業で9,550万円、びっくらんど小川施設改修に7,080万円、災害復旧事業に1億820万円などにより3億7,420万円となりました。
歳入全体に占める村税などの自主財源は17.6%で、残り82.4%が、国や県から交付される依存財源となっています。
■一般会計歳出
豪雨災害などの災害復旧費が25.1%、社会福祉、高齢者福祉が多くを占める民生費が15.1%、公営住宅建設や村道維持補修、橋梁長寿命化事業、除雪事業などの土木費が12.7%、基金積立や地方創生事業、移住定住対策、村づくり、役場庁舎管理などの総務費が12.6%、小中学校運営、社会教育やスポーツ振興などの教育費が8.3%、借金返済にあたる公債費と健康診断、ゴミ処理などの衛生費が6.9%と続いています。
■会計ごとの決算は下表のとおりです。
■基金の状況
■村債残高の推移
村債(村の債務)は、皆さんの恒久的な福祉向上のための施設整備等に活用されます。また、村債は将来的に施設を利用する村民の方にもご負担をいただき、世代間の公平を図る重要な役割があります。村債の返済は、将来の経常的経費にあたるため、計画的な借り入れに努めています。村債総額の約6割は地方交付税で村に還元されますので、村の負担は約4割程度になります。
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