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自治体の皆さまへ

アイラブ小海 私のひとりごと(224)

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長野県小海町

本間川 内田清司

子育てが一段落した昨年十二月十二日、生まれ育ったふるさとへの感謝を込め、数人の仲間たちと「小海線とふるさとを愛する会」を立ち上げました。十年後二十年後のここ八ヶ岳東麓地域が、いまよりも元気になっていて、そこに小海線が変わりなく走っていることを願う会になります。賛同してくださる方々は徐々に増えてきて現在二十名程になります。その中には沿線以外にお住いの方も多数いらっしゃり、小海線の知名度の高さに驚かされるとともに、それがモチベーションにつながっています。会自体は任意のゆるやかな集まりになりますが、小学生からご年配の方まで幅広く、また鉄道に詳しい方もいれば、そうでない方(私を始め)もいる多様なメンバー構成からなっています。一見するとバラバラですが、共通する小海線andふるさと愛に溢れた会員さんからは、思いもよらないようなアイデアがどんどん寄せられ、現段階で二十以上集まりました。小海線がきれいに見えるスポットを維持・発展させていく試みや小海線を入り口に沿線地域の森林の再生を図っていく長期的な提案、それから小海線三十一駅の中でもとりわけ小海駅(駅前)は「こんな素敵な駅を活かさないなんてもったいない!(県外の会員さんから)」との声もいただいています。こうした駅舎や駅前スペースを利用したアイデアを具現化する作業に取り掛かっているほか、車両そのものを魅力あるものにするアプローチにいまいちばん力を注いでいます。モデルは(プロ野球選手として)次男がお世話になることになった広島県及びその隣県の鉄道事例で、そこに新たな発想を加えた独自モデル案をまず作りあげられればと考えています。小海線を通じ、ふるさとを再考し、次代を担う子どもたちへ残すべきふるさとをこれからも模索していきたいと思います。

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