美術館ニュース

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対話鑑賞とは?

美術館では、「対話鑑賞」を積極的に進めてきました。
対話鑑賞は、美術の知識をもとにして作品と向かい合うのではなく、作品を観た時の感想や、そこから想像されることなどをもとにして話し合いをしながら、対話を通して行う観賞法です。美術についての知識を介さずに作品を楽しむ体験を他人と共有することを通して、想像力や自分で考える力を育てること、自分の考えを話す力や他人の話を聴く力といったコミュニケーションの能力を育てることを大きな目的としています。
この度、長野県と長野県教育委員会が進める「アート(芸術)の手法を活用した学び」推進事業の対話鑑賞が初めて小海中学校二年生を対象に実施されました。開催中の展覧会を題材に社会問題と美術を考える二時間の授業で、生徒から性差や国境、環境に関する様々な意見が出ました。