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自治体の皆さまへ

アイラブ小海 私のひとりごと(225)

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長野県小海町

馬流元町 中島厚一

二十六年間続けて来た館報編集委員を六月末の任期を以って退任しました。
教育委員会初め担当職員の皆さん、また企画の「アイラブ小海」や「年男年女」の原稿依頼に快く協力してくださった多くの町民の皆さんに心より感謝申し上げます。
会社員時代には、午後七時からの編集会議に間に合わなくて、慌てる事が有りました。しかし、年齢も職業も違う委員会に参加し、世の中の情報を話し合う中で同じ職場内の人間関係を超えた自己啓発ができました。
自分の人生に於いては、健康で続けられた事は本当に幸せでした。
小海町館報は今回で546号となります。平成二十八年秋に小海町制六十周年記念事業の一環として館報縮刷版第五集が刊行されました。
そのあとがきにも記されていますが、公民館報は町民と行政のパイプ役として、また生活、文化等のあらゆる面での広報との交流の場として、小海町の歴史の中で大きな役割を果たしてきたと思います。同時に、現代から未来への次世代を担う皆さんの重要な資料、糧として活用される物となります。
町制七十周年を迎える令和八年には縮刷版第六集が刊行される事と思いますが、令和二年春からのコロナ禍のもとでの体験は、世界中の社会生活を変えてしまいました。町の行事も中止となることが続き館報の原稿集めにも苦労しました。
表紙の写真にも時代の変化が有りました。人口の減少、少子高齢化により、入園入学者の写真に保護者の数のほうが多くなったり、個人情報保護の立場から児童生徒の特定出来る写真は配慮することになりました。
町内の景色も変わりました。小海駅、中学校、役場、病院、JA等、数え切れなく整備されましたが、少子化による活用問題は、他の地域と同様にこれからの重要な課題となると思います。
町民の一人として出来る事は協力していきたいと思っています。

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