令和4年度の小海町一般会計及び各特別会計の決算状況は下記のとおりです。
一般会計では歳入決算額53億9,171万円、歳出決算額50億4,006万円、差引残額3億5,165万円ですが、翌年度への繰越事業があり、その財源として4,489万円が繰越となりました。実質収支額は3億676万円となり、この実質収支額の内1/2以上の金額を令和5年度で基金へ積立を予定しています。
令和4年度 各会計の決算状況(単位…千円)
■一般会計の歳入歳出決算状況
◇歳入
合計で前年度対比3億493万円の増となりました。
主な増額の要因は、国、県支出金が、前年度対比1億6,947万円の増となりました。
新型コロナウイルス感染症対策地方創生臨時交付金、社会資本整備交付金、コロナ対策の県補助金等の増によるものです。
また地方交付税は全体の37.4%を占めており、前年度対比5,551万円の減額となりました。減額の要因はコロナ関係費用の減額よるものです。その他では、繰入金が前年度対比1億1,578万円の増となりました。
◇歳出
合計で前年度対比5億6,732万円の増となりました。
主な増要因は、村上団地宅地造成事業(2億4,347万円)、八峰の湯改修工事(2億66万円)等によるものです。
■一般会計の性質別歳入歳出決算状況
◇歳入
・自主財源と依存財源別に表示しました。
・自主財源とは町が自主的に収入できる財源のことで、依存財源は国・県から定められた額が交付された財源等です。町の財政比率38%対62%で依存財源が大きい状況です。
◇歳出
・性質別に支出の大きい順に表示しました。
・物件費が一番大きく18.3%、普通建設事業費16.6%、人件費14.9%等となっています。
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