共育の広場 9月号 Vol.72

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■小海小学校　ヒト・コト・モノとつながって
8月29日、5年生を対象に、夢を持つことの大切さを伝える授業「夢の教室」が行われました。講師は、リュージュで3度のオリンピックに出場した経験をもつ小口貴久さんでした。一緒に運動ゲームを楽しんだ後は、リュージュとの出会いや夢に向けてがんばったことを話してくださいました。夢を叶えるためには、まず「やってみること」、そして「自分で考えること」が大切だそうです。一流選手の人柄や言葉に触れ、自分の夢やスポーツへの関心を高める機会となりました。
今年度は、いくつかの学年・学級が相木川で活動をしました。以前は全校一斉での川遊びを行っていましたが、現在は理科や環境の学習として、またレクリエーションの場として川に触れています。6年生が行った水質検査や生き物探しで見つかった水生生物(サワガニやヘビトンボの幼虫)からは、相木川の水質がきれいであることが分かりました。足を入れてみて分かる水の気持ちよさ、友だちと水をかけ合って遊ぶ楽しさは格別で、徒歩1分で自然に親しめる環境の良さを感じています。

■小海中学校　2学年ではキャリア学習を行っています
2学期が始まりました。9月末に清流祭など大きな行事もありますが、2年生には職業体験という行事もあります。体験に向けて8月25日には4業種の方に来ていただいて、働くことについてのお話をしていただきました。保育士の方は、よく見て聞いて考えて行動することが大切で、うまくいったときにはとてもやりがいを感じ、理学療法士の方は、良くなったよと患者さんから感謝される仕事はとても素敵で、私はこんな素敵な仕事をしているんだよと胸をはって言えることが誇りだとおっしゃっていました。また、旅館業を営んでいる方は、宿泊客に「来年も来るよ」と言っていただいた時にやりがいを感じ、社会福祉士の方は、本人らしく過ごせること、自分で選んだ生活が出来ていることを支援していく。失敗して落ち込むこともあるが、利用者さん達ができなかったことができるようになったときにやりがいを感じるとおっしゃっていました。それぞれの方の話を聞く2年生達の姿は、将来を真剣に考えている姿そのものでした。

■今!小海高校　中学生体験入学報告と公開授業のお知らせ
7月29日に、近隣中学校の3年生62名に参加していただき体験入学を実施しました。全体会では、小海高校の特色や進路指導、令和6年度入試について、また生徒会執行部による本校の生徒会活動について説明がありました。全体会の後は、生徒会役員との交流会、体験授業を行いました。生徒会役員との交流会では、実際の受験体験談や高校生活のことなど現役高校生の声を聞く機会がありました。また、体験授業では中学校では習わない教科も体験することができ、高校の授業のイメージが少しできたと思います。
さて、小海高校では10月18日(水)に公開授業を予定しております。1時間目から4時間目の時間帯(8：45～12：35)のすべての授業を公開します。どなたでもご来校いただけます。受付を生徒昇降口に用意してありますので、そちらからご入場ください。近々、時間割等をホームページに載せる予定です。大勢の方々のご来校をお待ちしております。