小海町・佐久穂町の地域食材を使用し、東信地方の郷土料理を取り入れた郷土食ウィークが10月に開催されました。各校の栄養教諭・管理栄養士がメニューを検討し、日替わりで8品の郷土料理を楽しみました。
地元の方が実際に郷土料理を作っている動画を放映し、作り方や料理に込められた想いを学びました。
小海小学校についてはインフルエンザの影響で1日のみの開催となりました。
■8品の郷土料理
お煮かけ…人の集まりで振舞われた。うどんやそばに具沢山の煮汁をかけたもの。
塩イカの酢の物…ゆでたイカを塩漬けにしたもの。保存食として珍重された。
煮こじ…冠婚葬祭など、人寄せの時には必ず登場していた。根野菜を煮たもの。
はさみこみ…「すいとん」のこと。小麦粉を練ったものを箸ではさみながら鍋に入れる。
凍み豆腐…寒い地域ならではの冬の良質なたんぱく源。
くらかけ豆…小海町ではお正月のおせち料理に使われるなど、昔から親しまれてきた町の特産品。
さけのかす煮…酒蔵の多い長野県には、酒粕を使った料理が昔から伝えられている。大晦日には皆で魚を食べてお祝いをした。
およごし…えごまで和えたもの。この地域では「いくさ」と呼ばれている。
〔小海中学校〕
・はさみこみ
〔佐久穂小・中学校〕
・凍み豆腐の卵とじ
・ひたしくらかけ豆
〔大日向小・中学校〕
・お煮かけそば
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