最大震度七を記録した能登地震。多くの家屋が倒壊し、津波や火災も発生。道路の陥没や法面の崩落で孤立する集落もあった。今年の元日のことだ。あれからひと月が経ち、未だに多くの被災者が避難所生活を余儀なくされている。亡くなられた方々のご冥福を祈るとともに、一日も早い復興を願って止まない。
近い将来、非常に高い確率で発生するとされる南海トラフ地震。長野県内でも震度五弱~六の揺れが想定されており、急傾斜地が多い小海町もそれなりの被害が心配される。町でも「地区防災・支え合いマップ」の編成をはじめ、有事に備える様々な取り組みがされているところだ。一月二十八日に関東で発生した地震を横浜市内で経験した。震度四の揺れも時間こそ短かったが、建物がきしむ音やビルの高層階にいたこと、どうにもならない状況におかれいろいろな覚悟をさせられてしまった。災害は時を選ばずやってくるということを改めて肝に命じておきたい。
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